日本武道館本館(東京都千代田区)リニューアル工事 消火設備

2020年オリンピック開催に伴う日本武道館本館(東京都千代田区)リニューアル⼯事における消防用設備⼯事において施工および施⼯管理として関わりました。工事は2019年9月から2020年7月にかけて行いました。

建築の形状も複雑であり、工期の短い難易度の高い工事でしたが、問題なく工事を完了することができました。お客様からも評価いただき、励みになる嬉しいお言葉を頂きました。

奥崎工業株式会社では、東京都板橋区を拠点に消防用設備の新設から移設まで、幅広く対応しています。創業から40年以上、積み上げてきた実績と培ってきた技術力、ノウハウをもとに人々の安全安心な生活を守り続け、今後も更なる努力と一層の研鑽を積む所存です。

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  • 竣工日

    2020年7月(新築:1964年9月)

  • 場所

    東京都千代田区北の丸公園

  • 施工内容

    2019年9月着手、2020年6月竣工。消防用設備に関する工事は2019年9月から2020年4月にかけて行った。2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた大規模リニューアル工事。地下1階および3階におけるスプリンクラー設備、屋内消火栓設備、連結送水管などの消防用設備工事において施工および施工管理として関わった。

  • 構造

    S・SRC造 地上3階地下2階

  • 施工者

    株式会社竹中工務店(新築:株式会社竹中工務店)

  • 面積

    延床面積21,133.3

  • 設計士

    株式会社山田守建築事務所(新築:株式会社山田守建築事務所)

  • 完工時築年数

    56年

お客様の声

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて柔道や空手の競技会場として大規模リニューアル工事が行われました。
会場整備に向けた工事が都内でも多く行われている時期でしたが、オーバーレイ工事として既存利用される建築に関する工事として注目度の高い物件のひとつでした。既設の消火設備の設置状況が現行の消防法に則っていないため、本工事を機会に現行の消防法に準ずる消火設備を新たに設置するように計画されました。
新築当時はすべて手書きの図面であったため、当時の手書き図面をもとに作成された建築に関するCAD図面は、正確性の乏しい部分が多くあります。そのため、消火設備の工事も設計図通りにはいかず、綿密な現地調査と調査内容に基づく検討、打ち合わせが必要になります。
建築によって内装が解体されたのち現地調査、実地測定を行い、現地検討を行いながらCAD図面化して施工図を作成、建築仕様や他設備との取り合い、施工方法などを検討しました。作成した施工図を設計図と対照しつつ、打ち合わせの上で工事を進めていく細かな配慮が必要な工事でした。そして、短工期ながら並行して工程に合わせ工事も進めていきました。工事自体も収まりが厳しい場所ばかりで施工が大変でしたが、現地作業員の高い技術力により、うまく乗り越えられました。
事前調査やその結果に基づいて行う打ち合わせなど、通例の新築工事には無い手順を要する慌ただしい現場であり、短工期で難易度の高い工事でした。一致団結して問題なく工事を完了することができ、お客様からも評価いただき、励みになる嬉しいお言葉を頂きました。

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